H8講習その2

さて、秋月さんには、何個もの
H8−3052を用いた商品があります。
この中で初めは何を買ったらよいのか悩む人も
多いでしょう。
今日はどれを買えば良いのかの助言からです。
まず、LANを用いて何かを行うといった
明確な目的でも無い限り、
「AKI−H8/3052LAN開発キット 」を
初めから買う理由はありません。
なぜか?
それは、LAN開発環境がついている分高いからです。
とりあえず、3052を使ってみようという人には、
必要になってからLAN開発環境を買うということで、
十分だと思います。
次に、「AKI−H8/3052F USB開発キット 」
はLAN開発ほどではないですが、必要ないと思います。
ただ、「USB端子から電源が取れるのはうれしい」
という方には良いかもしれません。
ここまでくると、「AKI−H8/3052F開発セット(H8ボード+マザーボード+アダプター+ソフト) 」と、
「AKI−H8/3052Fマイコンボード(開発ソフト付き) 」
のどちらを買うかで悩むところですが、
回路製作環境が十分にあるのならばマイコンボードのみを、
そうでないのならば、マザーボード付きを買うのが良いかもしれません。
正直、この2つに関しては買う人の趣味の問題でもあります。
マザーボードには、数々のオプションが付属しているので、
それはそれで便利なのですが、その分値段が高いです。
マザーボードについている機能位なら、これからマイコン
使おうとしている人にとっては、自作可能なもの場狩だと思いますし。
ちなみに私は最初はマイコンボードのみを買って、
ユニバーサル基盤で、
ほぼ、マザーボードと同等の回路を自作しました。
結論として、回路は自作することで力が付くものだと思いますので、
私のオススメとしては、
「AKI−H8/3052Fマイコンボード(開発ソフト付き) 」
を初めに購入したほうが良いと思います。